2020年の振り返りと今年の抱負
お久しぶりです。
https://www.photo-ac.com/main/detail/3334830?title=%E6%A1%9C%E3%81%A8%E9%9B%AA&searchId=47441906 フリー写真画像より。
いやぁ……。LAMUさんの記事の方では たまに顔を出させてもらっていましたが、こうして自分の方で記事を出すのはなんと半年ぶりになります(苦笑)
↑ 閲覧用BGMにどうぞ。筆者もこちらの音楽を聞き流しながら記事を書きました。
今回の記事は、私自身の近況を報告させていただく記事になります。
この記事、本当はもっと早めに公開する予定ではあったんです。
※ 以下、少々 筆者の一人語り - - - -
でも。自分のプライベートなことを晒すのはどうなのかという気持ちと、いやきちんと報告すべきだという気持ちの両方があって。(何せ本ブログは記事をほぼ確実に見てくださる方がいらっしゃるというのが特徴ですから。)……別に閲覧数も多くはないですし、手間と時間もそれなりにかかりますからね。
お休みしていた間、ブログに全く手を付けていなかったわけではないんです。それどころか、他にも 作ろうと思い立って、タイトルといくらかの下書きで止まっている記事がいくつかあるんです。
何だろう、まるで活性化エネルギーのグラフのように……。思い立ったはいいけれど、一山 越えないといけないような状況になっていて。
https://rikeilabo.com/activation-energy より拝借
それでも。自分の中ではブログをやっているという気持ちはありますし、このタイトルの記事は完成すべきだろうという思いもあり、公開に至りました。
それに……、この記事の作成にあたって、書くことによって様々なものが整理されていくことの大切さを、改めて実感したというのもあります。
そういう当方の事情もあり、本来 元日に出すべきであろう記事ではありますが、新年度を迎えた今にまでズレこんだこと、どうかお許しください。
ー ー ー ー ー
では、おおよそ時系列順に並べた8つのキーワードで昨年一年を振り返ろうと思います。
一応、私が住んでいる市の新規感染者数の増減グラフも載せておきます。
…昨年は、このグラフにずいぶん左右された一年だったような気がしますね。
・大学受験
今思えば、当時はここに来るなんて夢にも思っていなかったんですよねぇ。センター試験を終え、大学も学部も変えての挑戦。残り一か月で何ができるか。大学を変えたので、まずは問題の傾向を掴むことからでした。過去問を解きまくる毎日。そして10年ぶりに乗る飛行機で試験場へー。
・1か月の休み
合格が判った翌日。一年間お世話になった寮を去る日。迎えに来てくれた車の中で弾む、家族との心地よい会話。感じる惜別と哀愁。自動車学校に通う人も多いこの期間ですが、久しぶりの実家で僕が主に取り組んだのは学習教材の処分でした。高校、塾、予備校のものを合わせると膨大な量になるので、大変でした。
それから、ここへ旅立つ直前だったのですけれど、実は一人で一泊二日の合格旅行をしたんです。訪れたのは、長野県の松本と小海町というところ。そう、小海町は新海監督の出身地ですね。旅の主な目的は、そのとき松本で開かれていた『天気の子展』を見ることと、小海町を訪れて新海作品の原点を知ることでした。
・4年間を過ごす地へ
ここでの生活が始まりました。部屋を物で散らかしたくなかったので、持ってきた物は最小限(これは予備校の寮にいたときの教訓から。掃除って意外と大変)。足りないものは新生活用品として買いに行きました。授業は5月からだったので、基本ダラダラしていましたけれど……。たまには大学も訪れ、新緑あふれる綺麗なキャンパスを撮ったりしていました。
・カラオケアプリ
半年前の記事でも紹介した このアプリ。去年の上半期の生活は、このアプリと大学のオンライン授業で構成されていたと言って過言ではないほど、ハマっていたのは確かです。
アプリを始めたのは、ちょうどこの時期。きっかけとしては ①自分の歌が保存できた(自分がどのように歌っているか聞き直しができる)ことと、②カラオケが大学生の遊びの一つであり、その練習として使えること、でした。もともとは。
しかし6月中旬、「ルーム機能」なるものが追加され、私はみるみるうちにハマっていくことになりました。画期的だったのは某配信アプリのようにリアルタイムで人の声が聞けること。大学で友人を作ることができない状況が続き 一人寂しい私にとって、その代わりとして人間関係を築く場となっていったのです。
でも……あれほどハマっていたアプリも、今ではごくたまに気の向いたときしか覗かなくなりました。簡潔に言うならば、熱しやすくて冷めやすいアプリだと思っています。
つまり……どれだけ仲良くなっても、相手が飽きてログインしなくなってしまえば、その人との繋がりは自然に消滅してしまうんです。自分は長く続いた方だと思いますが…、その間にも仲良くしていた方々がいつの間にか消えていってしまいました。それが儚く感じられて……年が明けるのを前後して、自分も このアプリを去っていました。
でも、歌うことの楽しさ(って言うのかな)をこのアプリから教わったような気がします。そして、このアプリで様々な楽曲を練習したことが、後に活きてくることとなります。
※ 「ホール・ニュー・ワールド」
https://u.pokekara.com/mv/1285182827302215680
↑ アプリを始めたての僕に、使い方を親切に教えてくださったお姉さんとコラボしたときの作品です。アラジンよりもアラジンっぽいとの好評をいただいてもおります(イヤホンでの試聴をおススメ致します。初期の作品なので音質はご愛嬌)。この方の勧めもあって、僕は定期的に「ヒトカラ」というものに行くようになりました。
・Official 髭男 dism
髭男と出会えたことは、昨年で一番幸運だったことの一つだと思っています。
きっかけは先ほどのカラオケアプリで『Pretender』という有名な曲を歌ってみようかなと思ったことでした。その後 他の髭男の曲を聞くたびに、どんどん「自分に合ってる」と実感していくようになりました。
髭男の魅力を簡潔に3つで伝えるなら、
① メンバー全員が好感を持てる人柄で、ファンの民度も高い。
② 世に出される曲が毎回「イイ」(リズムや歌詞、韻踏みなど)
③ 自分がほとんどの曲で原曲キー ~ +2のキーで歌える。
って感じです。原曲の雰囲気で歌えるのって大事ですよ。RADWIMPSによる新海作品の楽曲も好きなんですけど…。僕の場合-5とか原曲とかけ離れたキーじゃないと歌えなくて(涙)
僕は『パラボラ』っていう曲が一番好きです。新生活応援ソングなので、大学生活が始まったばかりの自分には共感できて。「こうありたい」と思う自分を歌ってくれているように思うんです。
カラオケ好きなのに好きなグループバンドとか歌手がいないというのは違和感がありませんか? 髭男と出会えたことで「髭男が好きです!歌うことが好きです!」と言えるようになったことは、……好きと得意がしっかりと形を帯びたというか、自分にとって物凄くプラスになることでしたね。髭男の楽曲で人生が豊かになりました。本当に感謝、です。
・ジモティー
8月下旬。カラオケアプリで人との関わりを築いていた僕ですが、リアルでの関わりも持ちたいと思うようになっていました。ネット上の関係だけでは飽き足りないようになっていたのです。
そこで見つけたのがジモティーというアプリ。ジモティーというのは もともと品物の売買・受け取りを地域のご近所さん同士で直接会って行うためのアプリなのですが、別の一環としてメンバー募集というのもあります。
そこの とあるカラオケグルに参加させてもらいました。メンバーは22人ほどですが実際開催された時には4、5人参加していれば多い方といった感じです。感染状況を鑑みながらの開催なので、長らく開催されない時期もありました。
初回のときは、誰かとカラオケをするということ自体が初めてだったので緊張していたのですが、それはもうたくさん褒めていただいて。とても嬉しかったのを覚えています。
基本時間がある大学生の身なので、その後も開催されたときは ほぼ毎回参加させて頂きました。
(中略)
・大学の友達
9月下旬。後期の授業が始まりました。最初の2週間は全てオンライン形式でしたが、それ以降は一部で対面形式(コロナ禍以前のように、大学に来て教室で授業を受ける形式。)で授業が始まりました。
そのお陰で入学半年にして、ようやくリアルでのお友達が出来ました。2つ同じ授業を取っていて、同じ学部 同じコースに進みそうだ(ただし研究室は違います)ということで親しくなったのです。
一人ではできないということでクリスマスは僕の希望で宅配ピザを注文して一緒に食べましたし、年末は年越しオールも開催しました。今年に入ってからで言うと彼から道具を貸してもらったうえでスノーボードに行ったり、彼が免許を取ったので日帰りドライブにも連れていってもらいました。
彼とは別に、歌が好きな友達グループも今できつつあります。……本当に、「ようやく」と言った感じです。
・アルバイト
バイトにも初めて挑戦しました。
今は交流はなくなりましたが……。カラオケアプリで出会った一年生の二人がよくバイトの話しをしていまして。自分もバイトというものを経験するべきだろうな、と思ったんです。
12月末までの1か月ほどの短期だったのですが、この時期 忙しくなる某運輸会社の「配達助手」というものをさせて頂きました。
具体的には、トラック運転手の隣に座って、荷物の配達を手伝う お仕事になります。実際に宅配を行います。時期もあってサンタのような感覚もありました(笑)
なので これでお金がもらえるということが、少し不思議な感覚でしたね。何だろう、これが物流の末端、これが社会の末端。これが働くということ。自分も社会に組み込まれているのだという感覚。そういう感動を、味わいました。
その感動って、たぶんとても大事なものだと思います。
とにかく「働くこと」に対するハードルが無くなったのは大きな一歩と言えるでしょうね。
最近になって、自分のバイトに対する考えが固まりました。それは「短期を気まぐれに」です。
短期なのは、様々な職を転々とすることが出来るのは今のうちだけだから。人間関係を築くことはできませんけれど……社会の様々な分野を体験しスキルを得ることは、将来役に立つと思っています。
気まぐれなのは、「お金」よりも「時間」を大切にしたいと思ったからです。社会人になったら、否応なしに働かざるを得ず、お金も、言ってしまえば自然に入ってくるわけなんですよね。ずっと。
そう考えると、大学での4年という年月が、とても短く思えてきたんです。来年になると就活の準備を始めなくてはいけないし、卒業論文にも取り掛からなくちゃいけない。純粋に大学生活を楽しむことができる時間は、もう限られているのだと。
だからきっと自分のペースでいいのだと、思っています。
ー ー ー ー ー
はい。私にとっての一年は、こんな感じですかね。
年末、テレビで「今年1年を一言で」問うインタビューで、年配の女性の方が「忘れたい一年」と答えたのが印象に残っています。
確かにコロナ禍で大学デビューはめちゃめちゃになりましたし、充実した大学生活を送っているとは、残念ながら いまも思えません。
けれども。コロナ禍以前と比べると とてもゆっくりではあるんですけれど……。4年間の一番基礎になる事々を、しっかり築くことができたんじゃないかと僕は思っています。
ゆっくりではあるけれど。確実に前に進むことができた一年だったと、僕は思っています。
We'll be alright.
世界が変わってしまっても。したたかに、そして前向きに生きようとする力が、人間にはきっとあると思っています。
・今年の抱負
今年の抱負は、「この地も開拓し、自分自身も開拓する」です。
昨年は外出の自粛が要請され、この土地の大自然を満喫することが出来ませんでした。僕はまだ この街のことも、その向こうの広い大地も、よく知りません。
新しく後輩も入ってきますし、学び舎も変わって、より専門的なことを勉強します。
挑戦したいこと、目標もあります。
その話しは、また おいおい……。
『互い違いに歩き出した僕の両足は』
『どんな未来のアスファルト踏みしめていくんだろう』
本年も、当ブログをよろしくお願いいたします。